自分にとっては「当たり前」の表現が、他者からするとまったく当たり前ではないことも少なくない。言われてみれば当然のことを、人はうっかり忘れてしまうようだ。 クーリエ・ジャポンの「今月の本棚」で5月に推薦された『「分かりやすい表現」の技術 ...

3月末、ChatGPTに新たな画像生成機能が追加された。これを使って「ジブリ風」のイラストを生成するユーザーが大勢現れ、大きな話題となり、英語圏では「ジブリフィケーション（ジブリ化）」という言葉まで生まれた。

見ても道に迷う交通標識に、庶民に伝わるはずもない条文、説明する気があるのか怪しいとすら感じるマニュアル……。世のなかにあふれる「わかりにくい表現」の犯人を特定し、スムーズに伝わる「情報発信のルール」を知ろう。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ドナルド・トランプ米大統領の唯一無二の友のように見えた。

米国のマクドナルドで顧客離れが起きている。同社は第1四半期の業績が残念な結果に終わったのは外食をする人が一般的に減ったからだとしたが、専門家らは値段に敏感な消費者がより安価なタコベルなどのチェーン店に流れたからだと指摘している。

Netflixは、映画やドラマ、ドキュメンタリー、アニメシリーズ、ライブスポーツ、さらにはモバイルゲームに至るまで、あらゆるエンタメ領域に進出してきた。 だが、その豊富なコンテンツのなかに、ニュースだけは存在していない。

3月にノルウェーの科学文学アカデミーから「アーベル賞」を贈られた、数学者の柏原正樹。その功績の“秘訣”として、スペイン「エル・パイス」紙は日本の鶴亀算に注目した。

成果を求める討議など不要だと思えるためには、不確実に耐えなければならない。 クーリエ・ジャポンの「今月の本棚」で5月に推薦された『ほんとうの会議』（帚木蓬生）から、一部抜粋して紹介する。

型にはまった会議や結論を急ぐ会議は効率がよいと思われがちだが、それは人生を豊かにしてくれない。逆転の発想こそが重要になる。 クーリエ・ジャポンの「今月の本棚」で5月に推薦された『ほんとうの会議』（帚木蓬生）から、一部抜粋して紹介する。

5月3日に開催されたバークシャー・ハサウェイの年次株主総会で、ウォーレン・バフェットは同社CEOを退任すると発表した。 バフェットは退任の準備をしていたものの、ほとんどの取締役に退任を事前に伝えていなかった。後継者に任命されたグレッグ・アベルも同様だ ...

顧客のお金を管理し、増やしてくれるはずの金融機関には、他の分野よりも多くのサイコパスがいるとされる。彼らは企業で出世しやすい傾向にあるものの、追求するのはあくまで自分の利益であり、その結果、顧客や経済に大きな損失を与えることにもためらいがないという。

作家・精神科医の帚木蓬生は、ギャンブル依存症患者の治療に長年携わるなかで、自助グループのミーティングが役立っていると確信した。しかし、そのどこが有効なのだろうか。私たちの知っている「会議」とはまったく違うミーティングのあり方は、依存症治療だけではなく ...