Nieuws

大船渡市立大船渡中学校(和賀真樹校長、生徒185人)は17日、新設統合後初の運動会を実施した。大船渡、末崎両町から生徒が通う新たな学習環境となった中、生徒らが地域や学年の垣根を超えて一致団結。降りしきる雨もいとわず競技や応援に全力を注ぎ、新設校の絆を熱く発信した。(菅野弘大) ...
大船渡市は、市内の宿泊施設を利用する観光客に対し、1泊当たり上限3000円の助成と、飲食店で使用可能な1000円分のクーポン券を配布する「大船渡復興割事業」の実施を目指す。大規模林野火災を受け、市への旅行を見合わせる動きが見られる中、19日(月)の市議会臨時会に財源を盛り込んだ一般会計補正予算を計上。宿泊事業者との調整を経て、6月下旬からの開始を見据える。(佐藤 壮) ...
大船渡市は16日、大規模林野火災で被災した綾里漁業協同組合の作業保管施設(定置網保管施設)などへの復旧支援を明らかにした。解体、撤去費などを含めた総事業費は4億円が見込まれる中、国や県、市が合わせて3億円を補助する。19日(月)の市議会臨時会に、関連事業費を盛り込んだ一般会計補正予算を提出する。市は合わせて、ウニ漁の設備復旧に対しても、独自策で補助することにしている。 作業保管施設は綾里漁港内にあ ...
大船渡市役所職員生活協同組合が運営する市役所1階の売店前に、おおふなトンがデザインされた自動販売機がお目見えした。来庁者の目に付きやすく、歓迎を伝える役割にも期待が集まる。大規模林野火災からの復旧・復興に向けて全国からの市への関心が高まり、来年3月に ...
大船渡湾内で9日、気仙沿岸のトップを切ってウニ漁がスタートした。早朝から漁を行う漁業者らの活気に満ちあふれ、集荷場には〝初夏の味覚〟とされる黄色い身がずらりと並んだ。大規模林野火災で漁具を焼失した漁業者もおり、被災地域の漁協では支援を活用した漁具の調 ...
陸前高田市は、都市部などに住む子育て世帯を対象に、未就学児を市内保育施設に一定期間通わせ、その間、家族で滞在してもらうお試し移住プログラムの実施を検討している。来年度以降の運用を目指し、今秋にモニターツアーを実施する計画。自然豊かで、伸び伸びと子育てできる田舎ならではの暮らしを体験してもらい、若い家族の移住・定住促進を狙う。 取り組みは「保育園留学」として、全国の地方自治体で広がっている。市は「地 ...
大船渡市は本年度、最大100万円を助成する水産加工原魚転換支援事業の対象を一部拡充する。これまで、過去5年間に製造・加工実績がある魚種を主原料とする場合は対象外だったが、水揚げ量が近年増加傾向にあるなど市が指定した魚種は申請できるよう要件を緩和。海洋 ...
気仙川漁協(小山公喜組合長)は15日、陸前高田市内の同川でアユの遡上調査を行った。アユの遡上傾向、天然か人工ふ化かの推測などに役立てようと今月から調査を開始しており、同日で2回目。この日の調査では15匹のアユを捕獲。サイズもこの時期としては上々で、関係者は7月1日に解禁となるアユ釣りの豊漁にも期待を寄せる。 調査は令和5年度までの7年間、稚アユの遡上状況を経年的に把握し、年変動にも着目しながら県内 ...
陸前高田市の広田湾漁協(砂田光保組合長)などが広田町で試験的に実施している海面養殖サーモンの今季水揚げが、14日に始まった。試験養殖は2季目を迎え、前季からのギンザケに加え、新たにトラウトサーモンも育ててきた。水揚げは7月上旬までを予定し、数量は2魚 ...
東日本大震災の被災跡地を大船渡市が産業用地として整備した三陸町越喜来沖田地内で、㈱いわて銀河農園(橋本幸之輔代表取締役、末崎町)による大規模なトマト生産技術高度化施設「越喜来農場」が完成した。県内最大規模で、7月中旬ごろの初出荷を見込む。同社は末崎町 ...
住田町の県立住田高校(伊藤治子校長、生徒66人)は、東日本大震災後に福島県で始まった「福島ひまわり里親プロジェクト」に協力している。同プロジェクトは、福島から届いたヒマワリの種を全国の人々が「里親」となって育て、開花後に種を採取して返送する取り組み。同校では9日、生徒有志らが種をまき、福島の〝復興のシンボル〟の開花を願った。震災から14年が経過し、当時を知らない世代が増えて風化も懸念される中、生徒 ...
大船渡市魚市場は7日、ゴールデンウイークの4連休明けの開場となり、定置網船などの水揚げがあった。前日から降り続いた雨で数量は少なかったが、100㌔超えのクロマグロや約3年ぶりに市場に並んだコウナゴなどで場内が活気づいた。自然の環境変化や大規模林野火災 ...