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1回の接種でインフルエンザと新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の両方を予防できる新たな混合ワクチンに関する臨床試験で、有望な結果が確認された。開発企業のモデルナ社によると、この混合ワクチンは、すでに市場に出回っている個別ワクチンよりも、新型 ...
北海道大学は5月7日、カニクイザル神経障害性疼痛モデルの評価法構築に成功したと発表した。この研究は、同大大学院歯学研究院の飯村忠浩教授らと、旭化成ファーマ株式会社の共同研究グループによるもの。研究成果は、「Scientific ...
和歌山県立医科大学は5月1日、脂質異常症や脂肪肝の発症に関わる新しいメカニズムを解明したことを発表した。この研究は、同大医学部解剖学第1講座の伊藤隆雄助教、金井克光教授および内科学第4講座の尾﨑雄一講師らの研究グループによるもの。研究成果は、「Sci ...
明治学院大学は4月30日、全国の若者5,000人を対象に実施した大規模調査を通じて、子ども時代の前向きな経験(ポジティブな子ども時代の経験:PCEs)と若者の自殺リスクとの間に有意な負の関連があることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大心理学部 ...
京都大学は5月2日、頬粘膜から非侵襲的に採取した試料を用い、最新の遺伝子解析技術によって遺伝子変異を高精度に検出することに成功、頬粘膜の遺伝子変異の蓄積には食道がんのリスク因子が影響することを明らかにしたと発表した。この研究は、同大医学部附属病院腫瘍 ...
また、降圧薬、脂質異常症治療薬、血糖降下薬の3大生活習慣病治療薬に関する地域フォーミュラリのみで年間約3100億円の薬剤費が削減されるとした健康保険組合連合会の試算を引用し、地域フォーミュラリの導入について一定の義務を課すことを提案した。
今回の改正では「薬局開設者は関係行政機関との連携等により、医療を受ける者に必要な薬剤および医薬品の安定的な供給を図る」(第1条の5)の規定が盛り込まれており、日薬は「関係行政機関と薬局が連携して地域に必要な医薬品を安定供給することが必要との趣旨の規定が明確化された」との見解を示した。
北海道大学は5月1日、T細胞の活性化を阻害する新たなペプチドを開発し、同ペプチドが多発性硬化症の増悪化を抑制することを見出したと発表した。この研究は、同大大学院薬学研究院の佐々木悠斗研究員、松田正特任教授、北海道科学大学の柏倉淳一教授らの研究グループ ...
名古屋大学は4月30日、ヒトに近縁な霊長類のアカゲザルの全身80組織について、1年を通して網羅的な季節の遺伝子発現地図を作製し、さまざまな生理機能や疾患の1年のリズムを制御する分子基盤を明らかにしたと発表した。この研究は、同大トランスフォーマティブ生 ...
UCは、腹痛、頻回な下痢、血便を主な症状とする難病指定疾患であり、日本国内には20万人を超える患者がいる。原因はいまだ明らかではなく、過剰な自己免疫反応が関与していることから、現在の治療法は免疫抑制剤やサイトカインを標的とした薬剤療法が中心であり、根 ...
支払側の松本真人委員(健康保険組合連合会理事)は、「米国での価格が日本円換算で5億円に近く、日本で保険適用されると過去最高額で保険財政にも相当な影響を与えることが予測される。保険適用を検討する場合には有効性が確認されて本承認に至る確度が高いことを証明してもらう必要がある」と語った。
東京都健康長寿医療センターは4月30日、ビタミンCは、細胞増殖に関連する遺伝子のDNA脱メチル化(エピジェネティクス制御のひとつ)を促進することにより、表皮角化細胞(ケラチノサイト)の増殖を促進することを明らかにしたと発表した。この研究は、同センター ...