News

日本軽金属ホールディングスでアルミ二次合金を製造する日軽エムシーアルミ(本社=東京都港区、香山昌志社長)は、出資比率で初めてマジョリティーを取ったインド工場の営業黒字化を目指す。足元で月1000トンほどの販売量を、製品ラインナップを増やすことで年内な ...
中国の鋼材の輸出価格が新型コロナ禍時の水準を下回り、過去8年の最安値圏で推移している。悪天候による内需の一段の減少で粗鋼生産はやや減ったが、鋼材の輸出量は増え、年率1億2000万トンと過去最高ペース。余剰材の押し込みに加え、低価格で海外市場を取り込む ...
経済産業省、財務省は13日、韓国、中国製溶融亜鉛めっき鋼帯・鋼板輸入に対する不当廉売(アンチダンピング、AD)関税調査開始を発表した。先月のニッケル系ステンレス冷延鋼板に続く鉄鋼一次製品で2例目の調査で、普通鋼鋼材は初めて。日本鉄鋼連盟の今井正会長( ...
中国の鉄鉱石輸入量は7月に1億462万3000トンと2カ月連続で1億トンを超えた。前年同月比1・8%増え、2カ月連続増。1―7月は4億8640万9000トンと前年同期比5・2%減少したが、過去最高を記録した2024年の水準に近づいている。国際資源会社 ...
鉄スクラップ市場調査会社の鉄リサイクリング・リサーチ(本社=茨城県利根町、林誠一社長)はこのほど、インドの2030年の鉄スクラップ発生量がポテンシャルベースで約2900万トンと23年比2・8倍に増えると推計した。30年時点の粗鋼生産量が2億5000万 ...
財務省の貿易統計によると、2025年6月のビレット(鋼片)輸出量は7万4463トンと前年同月比7・2%増、前月比15%増となった。2カ月ぶりのプラス。平均単価はトン当たり6万3657円と前年同月比1万1772円安、前月比1503円安で5カ月連続のマイ ...
水門や橋梁など鋼構造物の設計、製作、施工を手掛ける表鉄工所(本社=北海道旭川市、表実社長)はこのほど、本社第2工場に18キロワットファイバーレーザー切断機を導入した。大型化する受注案件への対応と品質向上が狙い。最大板厚25ミリまでの橋梁用ジンク材やス ...
JX金属は13日、8月積み銅建値をトン3万円引き上げ149万円に改定したと発表した。月内推定平均は148万3600円になった。前回建値改定時より海外相場が上昇したほか為替も円安ドル高に振れた。 最新の産業新聞ヘッドラインをいち早くお届け ...
中国鋼材先物価格の上昇やアジアメーカーによる製品値上げなどを受けて、アジアビレット市況は小幅ながら反発している。現行市況はCFR(運賃込み条件)トン当たり460―475ドル(6万8300―7万500円)が中心値となっており、至近で同10―15ドルアップしている。 最新の産業新聞ヘッドラインをいち早くお届け 産業新聞のバックナンバーをPDFで販売 産業新聞に掲載された記事を検索できるサービス 1カ月 ...
「鉄鋼業界に入るか迷っている学生の手助けをしたい」。地域密着型の合同就職説明会などに積極的に参加し、さまざまな大学生に“生の声"を届けている。学生の個人的な相談に乗ることもあるという。
全国鉄鋼販売業連合会が発表した、東京・大阪・愛知の3地区を対象とする2025年6月の流通動態調査によると、建材6品種の販売量は前月比8・7%増、前年同月比3・9%減の14万3486トンとなった。中小建築案件が少なく、人手不足と残業規制の影響で工期が遅れ、荷動きの低迷が続いている。 最新の産業新聞ヘッドラインをいち早くお届け 産業新聞のバックナンバーをPDFで販売 産業新聞に掲載された記事を検索でき ...
財務省が発表した6月の非鉄金属輸入通関実績によると、アルミ地金は11・4%増の9万4452トンだった。需要自体は振るわなかったが、LME在庫の減少を背景にユーザーが積極的に調達したとみられる。米国がイランの核関連施設への攻撃を実施したことで供給懸念が高まったことも押し上げた。アルミ合金は11・7%増の8万6490トンだった。需要はさえなかったが、国内玉に比べて海外玉が割安だったため買われた。