News
日本海事協会(NK)はこのほど、「IMO GHG削減中期対策の解説」を発行した。IMO(国際海事機関)のGHG(温室効果ガス)削減に向けた中期対策の内容を、拠出金の計算例や対応事項のタイムラインなども含めながら分かりやすく解説している。IMO中期対策は、「使用燃料のGHG強度規制(GFI規制)」と「IMOネットゼロ基金による脱炭素化の促進」の二つで構成。適切に対応していくためにはこれらの内… ...
三井化学は20日、山九と協業してマレーシア・ポートクラン(クラン港)に国際海上コンテナ輸送のハブ拠点を置き、4月から本格運用を始めたと発表した。物流環境の変化に柔軟に対応できるサプライチェーン(SC)を構築する。新拠点は主に日本発インド・中東・欧州向けの中継拠点として運用する。コンテナの長期蔵置に加え、貨物をデバンニングして倉庫に保管した後、第三国へ再輸出する機能も有する。危険品や温度管理… ...
国土交通省海事局はこのほど、第140回経済協力開発機構(OECD)造船委員会の結果概要を公表した。今会合では、近年の中国の受注シェア拡大などを受け、同委員会非加盟国である中国への参加の働き掛けを強めていくことを確認した。今会合は4月28―29日にフランス・パリで対面とウェブ併用で開催された。造船市場の現況として、中国の受注シェアの急拡大に加え、中国建造船は低船価での受注案件が多いことが指摘… ...
○...3月23日に今治市内で林野火災が発生し、442ヘクタールに被害が及ぶなど多大な被害を受けた。それでも倉石圭二監督(42)は「傷ついた町をスポーツの力で元気づけたい。われわれの成績や躍動といったものが地域に、勇気や感動を届けられると思うので、勝ち続けていきたい」と意気込んだ。
乾汽船の乾康之社長は23日の機関投資家向け決算説明会で、今期の外航海運事業の売上高が前期比5%減の224億円、営業損益は11億円の赤字(前期は21億円の黒字)になる見通しを明らかにした。主力のハンディサイズバルカー事業の市況下落が響く。ただ、不動産事業の営業利益は24年度並みの20億円、倉庫・運送事業も横ばいの3億3200万円を確保し、全体では営業利益3億1800万円(前期比91%減)と黒… ...
今季J2へ昇格したFC今治を攻守でけん引するMF近藤高虎(たかとら、写真右から5人目)。インタビュー後編では、3月に今治市内で発生した林野火災により傷ついた今治への思いなどを語った。
「われわれサポーターもFC今治の名を背負って全国、(今後)世界を回ることもあるでしょう。(クラブが発展して)全国、世界から人が来ることで今治市が活性化することを期待しています」 ...
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は22日、グループ会社、NX国際物流(中国)が上海市と江蘇省連雲港市の2拠点で医薬品の適正流通基準「GDP」認証を取得したと発表した。認証範囲は航空・海上フォワーディング業務。両拠点の地理的優位性と認証取得による品質保証体制の確立により、中国国内に加え、グローバルで医薬品サプライチェーンを構築する。発効日は2月21日。NX中国は急速に… ...
川崎重工業は22日、坂出工場(香川県坂出市)の設備保守・点検・整備事業と構内サービス事業を、完全子会社の川重サポートから会社分割(簡易吸収分割)で承継すると発表した。商船建造でのDX(デジタルトランスフォーメーション)化に対応する。川崎重工の船舶海洋事業では現在、LPG(液化石油ガス)・アンモニア運搬船を連続建造している。その基盤となる新たな造船所の形として、デジタルシップヤード化(DXを… ...
【中部】中部国際空港で23日、DHLエクスプレスの貨物機への国産SAF(持続可能な航空燃料)供給が始まった。国産SAFの定期貨物便への供給は国内初。中部空港としても国産SAFの供給は初めてとなる。国産SAFは同日、中部―米ロサンゼルスの貨物便に供給した。機材はボーイング777型貨物機。DHLグループとしてはアジアで初めてSAF供給を受ける。世界では11カ所目となる。セレモニーであいさ… ...
ヤマト運輸は22日、4月に就任した阿波誠一社長の記者会見を東京都内の本社で開いた。阿波社長は小倉昌男氏の「全員経営」の復活を強調。効率化の推進よりも顧客接点の拡充とサービス・品質の向上を重視し宅急便の再成長を目指す考えを示した。コントラクトロジスティクス(CL)など法人事業ではナカノ商会のノウハウを活用し、収益拡大を目指す。海外事業ではフォワーディング、越境EC(電子商取引)、国際引っ越しに注力… ...
「シマンドゥの長期契約に注目している」 4月下旬、シンガポール中心部のオフィスでドライバルク関係者はそう語った。西アフリカ・ギニアにある世界最大級の未開発鉄鉱山「シマンドゥ」。英豪資源大手リオティント、中国鉄鋼最大手の宝武鋼鉄、中国系シンガポール資源・海運会社ウイニング、中国アルミなどが開発に参画し、今秋にも出荷開始を計画する。リオティントにとって2002年の最初の権益取得から足… ...
Some results have been hidden because they may be inaccessible to you
Show inaccessible results