トランプ米大統領は10日、インドとパキスタンが「全面的かつ即時の停戦」に合意したとソーシャルメディアで発表した。両国は4日間にわたる越境衝突の末、緊張緩和に向けた大きな転機を迎えた。専門家によると、核保有国同士の対立が激化する中、アメリカの仲介チーム ...

武力衝突が続く核保有国のインドとパキスタン。エスカレートが懸念されたが、5月10日に停戦合意が実現した。衝突の直接的な引き金は4月22日、カシミール地方のインド支配地域で発生した銃撃テロだった。急転直下の停戦合意の背景には何があったのか。

インドとパキスタンの対立は、過去約50年間で最悪の戦闘に発展した。核戦争の危機すら懸念されたが、戦闘開始から４日後の10日、トランプ大統領が両国は「完全かつ即時の停戦」に合意したと宣言した。

［ ワシントン １２日 ロイター］ - トランプ米大統領は１２日、インドとパキスタンの停戦合意を受け、米国は貿易面で両国を支援する用意があると表明した。貿易が停戦の大きな理由だったとも述べた。

領有権を争うカシミール地方で起きたテロ事件をめぐって、軍事行動の応酬が続いていたインドとパキスタンは、10日、互いに攻撃を即時停止し、停戦することで合意しました。しかし、境界線をはさみ両国の軍の部隊が依然にらみあいを続けていて、停戦合意が維持されるの ...

軍事衝突が続いていたインドと パキスタン による停戦合意を巡り、両国の駆け引きが続いている。両国の軍当局者は12日、履行状況や停戦の継続について協議したが、火種も残っている。今後は「もろい停戦」を維持し、和平につなげられるかが焦点になる。

攻撃の応酬を続けていたインドとパキスタンが１０日、停戦に合意した。ただ、直後に相手の違反を主張し合うなどもろさをはらむ。対立の原因となっているカシミール地方を巡る領土紛争解決の糸口は見つかっておらず、事実上の核兵器保有国である印パ間の火種は消えていな ...

トランプ氏は自身のＳＮＳで「米国が仲介した協議の末、インドとパキスタンが完全かつ即時の停戦に合意した。常識と優れた知性を持つ両国を祝福する」と述べた。 これに先立ち、米国の ルビオ国務長官 はインドの スブラマニヤム・ジャイシャンカル ...

アメリカの仲介などで軍事行動の応酬から一転、停戦合意にいたったインドとパキスタンは12日夜、軍の幹部どうしが協議を行いました。

SNSが発達した今、インドとパキスタンは国内世論に対し、「自分たちが勝利した」とアピールできることが、停戦の前提条件になります。過去の衝突でも双方は都合の悪い情報を隠し、有利な情報を膨らませて発表してきました。2019年の衝突でも、インドはパキスタン ...

インドとパキスタン停戦合意も破棄の可能性残る　違反したと相手国を非難 インドとパキスタンが停戦合意したことを受け地政学リスクに対する警戒後退が投資家心理の改善につながっている。

【ニューデリー＝浅野友美】 インド のビクラム・ミスリ外務次官は１０日夜に記者会見し、衝突が続いていた パキスタン と合意した 停戦 について、パキスタン側が「ここ数時間で違反を繰り返している」と主張した。