アストンマーティンAMR25は、ストレートスピードとフロントエンドの面が弱点とされている。ライバルをオーバーテイクしていくのが難しいことが課題となっていたため、フェルナンド・アロンソは“工夫”を凝らす必要があった。

2026年からマドリードがF1カレンダーに加わることで、バルセロナでのF1開催の終わりが近づいている……しかし地元フェルナンド・アロンソは、スペインで2レースを開催する可能性を捨てておらず、革新だけではなく伝統も守るべきだと主張した。

その象徴ともいえるのが、自身のマネジメント会社「A14マネジメント」の存在だ。若手育成に注力するこのプロジェクトでは、F1・F2・フォーミュラEなど各カテゴリーの才能あるドライバーたちを支援し、自らの経験を次世代へと受け継いでいる。

F1スペインGP予選で、フェルナンド・アロンソ（アストンマーティン）は10番手を獲得。母国ファンの前で3戦連続のQ3進出を果たし、マイアミ以降の進歩に手応えを語った。決勝では地元の声援を力にポイント獲得を目指す。